| 成田美名子
2010.07.10 Saturday |
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評価:
![]() 成田 美名子 白泉社 ¥ 420 (2010-07-05) コメント:長年読んで来た成田作品の中で一番好きな巻かも知れません。面白かった! |
雑誌の方は結構荒削りな連載になってしまっているので(隔月発刊な雑誌なのに!)
この作品はもっぱらコミックス派です。
少年誌と違って少女マンガの発刊ペースは遅いので全くチェックしておらず
たまたま本屋覗いて「ギャー出てるやんけ〜〜〜〜でもお金ないしー」と
ずっと我慢を重ねておりました(笑)
成田作品は多分全部読んでいると思うのですが・・・(自信ないけど)
のべつまくなし手放しで成田作品が好き!って訳でもなく。
どっちかってーと、どの作品の楽しく読んでいるけれど、主人公には共感出来ない事の方が多いのでかなり俯瞰気味に読んでいるという感じです。
基本的には主人公が大好きじゃないとハマらない体質なんですが、成田作品はまるで文学でも読んでいるような所があります。
で、芸能界の話が必ずといっていいほど作品には登場する。
今回のはエイリアンストリートに近い展開で主人公がドラマに出ましたね〜
で、エイリアンの時の映画(だったよね?)のエピソードは実際のストーリーに意味があったのかどうか(苦笑)
エイリアン〜の時も映画仕立てで1本読みきりで掲載されたけど、この時もどこが面白いのかさっぱり分からなかった。
シャール君が女装して出る意味がわからず、なんだかな〜と思いながら読んだ記憶があります。
まぁストーリーも終盤にさしかかった所でのエピソードなのでファンサービス的な部分もあったのかな?と思っているんですが・・・
で、花花のドラマ「石に願いを」もサスペンスというよりは確かに人間ドラマだけど
厳密にドラマだったらイマイチだなと思って読んでました。
というかドラマの話立てとマンガの筋立ては違うでしょうから、そういう目線で見ちゃうとあんまり面白くなかった。(というかドラマの内容を本編の主人公にからませようとするから難しいんだな)
サスペンスって結構良質なものが実際に放映されているので、つい厳しい目線になってしまう。この場合切り離して考えた方がいいのか???
ただですね、今回出た8巻。件のドラマのメイキングとして主人公の心情に沿って行くのは面白かった!
メイキングの部分も楽しめたし、主人公の悩みや葛藤も身近に感じてよかった(恋愛に絡ませてたからかな?)
何よりもドラマの主演、藤井琳の魅力もでかかったな〜
恋愛モードな話になりつつも同姓にも惹かれて行く所が生々しくなくてイイです。
なので何年も成田さんファンをやってる割にはこの最新刊が一番気に入りました。
ええ何度も読み返してしまいました。
続きが楽しみです。
私がこの作品を好きな理由に日本の伝統芸能を扱っている所もあると思うんですよね。
ベテラン漫画家さんて若い時は割と海外ものに傾倒したものを描いてても
(もっとも今と違って昔は外国モノが多かった時代ですが)
最終的には日本のものに戻ってくる気がします。
吉田秋生しかり(今描いてる鎌倉もののも好きです。多分BANANA FISHより好き)
成田さんもう一度、原画展やってくれないかなぁ・・・
画集は全部持ってますが、常々原画展をやって欲しいと願ってて
やっとやってくれたと思ったら、表参道の能楽堂で能とセットで開かれたのです。
勿論観に行ったのですが、どうにも会場が狭く、展示作品も少なく個人的には今ひとつの展示会だったのです。
能を知って欲しいという意向もあったのでしょうけど、ちょっと欲張りだったのでは?と思わなくも無い。
今度はもっと展示作品を増やして(作品数が多いんだからさ!)開催して欲しいです。
彼女の半端ないプロ意識が好きです。
あそこまでカラーに背景をキッチリ情緒的に描ける少女マンガ家を他に知りません。
なので、もう1度やって下さい!!!!白泉社さん!!!!!ぷりーず!!!(笑)


